2020年代に無人タクシーの実現をめざすロボットタクシー社が3日、実証実験で使う自動運転車をお披露目した。まわりを認識するためのセンサーやカメラを数多く積んだトヨタ自動車のエスティマで、配車に使うGPS機能やコンピューターなどものせた。 実験場所となる神奈川県藤沢市の公道を、まずは人が普通にハンドルを操作して走り始めた。実験場所のデータを集め、時間通りに配車できているかなどを検証する。来年1月にも、住民がスマホで呼ぶとスーパーまで自動運転で送迎する実験を始める。 ロボットタクシー社は、DeNAと自動運転技術を開発するベンチャーZMPが共同で設立した。