A7. 9月までの時点では「ありえない」話だったが、10月以降は一笑に付せなくなってきた、というところだと思います。 もともと、日本のメディアは6月時点から「人民解放軍が来る」「天安門再び」と煽る例が多かったですが、これは香港への予備知識がなく「中国(香港)のデモなら天安門事件」という単純な連想によるものでした。香港基本法(憲法に相当)には、香港がコントロール不能な状態になった場合の中国内地からの介入を認める条項がありますが、一国二制度の縛りもありますし、現実的にはよほどのことでないと実行されません。 ただ、10月1日の国慶節(中国の建国記念日)の前後にデモ隊が暴れすぎたこともあってか、林鄭月娥は禁じ手である緊急法を発動しました。これはすでに「よほどのこと」ですから、今後は何が起きても不思議ではありません。 実は香港にはもともと、人民解放軍の駐港部隊6000人が駐留しています。彼らは市民生
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