サッカーJ1鳥栖の金明輝(キム・ミョンヒ)監督(40)による選手・スタッフへの暴力行為や暴言、パワーハラスメント行為が常態化しているとして、調査を求める趣旨の告発文が日本サッカー協会に提出されたことが30日、複数の関係者への取材で分かった。スポーツ報知が入手した告発文によると、クラブ側が複数の暴力行為などを把握しているにもかかわらず、調査が不十分だと指摘している。協会はJリーグ側にも既に報告しており、今後はリーグ主導で実態解明に乗り出すとみられる。 告発文は匿名で、今月に入り、日本サッカー協会が設ける「暴力等根絶相談窓口」に書面で提出された。事情を知る関係者からの文書とみられる。5枚にわたり、金監督の暴力や暴言、パワーハラスメント行為がチーム内で常態化していると指摘している。 金監督は6月27日の練習中、選手に対し「手で押さえながら足払いして転倒させた」として、7月9日にクラブから3試合の