前回は,やや抽象度の高いお話をしましたので,今回は,具体的に現場の話に視点をおいて進めてみたいと思います。 Webプロデューサは,自分の専門領域以外の領域と関わりながら,仕事を進めていきます。社内外の人間と対等に会話ができ,調整できることがWebプロデューサに最も必要とされる能力です。 各メンバーの立場を理解し,各々が使用する専門用語を正確に把握して,メンバー全員にわかるように伝えなくてはいけません。そのためには,常にメンバーと会話し,同時にさまざまな知識の習得することが不可欠となります。 クライアントと制作スタッフとの板ばさみ 前述の通り,プロジェクト推進の中で,Webプロデューサはさまざまな人間と関わりあいます。そこで頻発するのがクライアントと制作スタッフとの“板ばさみ”。私も何度となく経験してきました。 Webプロデューサは,デザイナーやプログラマなど社内外の制作スタッフを統括します
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