自閉症は、女性より男性の方が、発症の確立が高い発達障害の一種で、昔は親のしつけが発症の原因と考えられていましたが現在、脳内のたんぱく質(セロトニントランスポーター)が発症に大きく関与していると結論が出ています。 脳内のたんぱく質(セロトニントランスポーター)の働き 静岡県浜松医大・研究により、自閉症を持つ人の脳内のセロトニントランスポーターの量が健常者の量より少ないと判断されました。セロトニントランスポーターは、シナプスの隙間に貯まったセロトニンを再利用する為の物質で、セロトニンは、脳内に存在する神経伝達物質の一種で、人の感情・精神活動に大きく影響し、セロトニンが少なくなると感情のコントロール・心のバランスが取りづらく、怒りっぽくなり、精神疾患を誘発させる事が有ると分かって来ました。 高齢出産との自閉症の関わり 米国カリフォルニア大学の調査・研究では、 母親が40歳以上⇒母親が30歳未満の