ーーそもそも生駒さんがマンガを好きになるきっかけって何だったんですか? 生駒:両親もマンガが好きなので、物心つくころにはマンガを読んでいました。中学1年生の時に、その後に親友になるオタクの友達から『銀魂』(空知英秋)を勧められて読んだんですけど、世の中にこんなに面白いものがあったのかってくらい感動して、それが少年マンガにハマるきっかけでした。『銀魂』の主人公は騒がしくて、あまりヒーローらしくないのに、とても魅力的なんですよ。その時に感じた“少年マンガってこんなに面白いんだ!”っていう衝撃は、今でも忘れられないですね。 ーーその当時と今では、マンガの好みや感じ方は変わってきましたか? 生駒:変わってないです。今でも『週刊少年ジャンプ』は欠かさず読んでいますし、たまに前に読んでいた作品を読みたくなって読み返すこともあります。最近だと32巻もある『SKET DANCE(スケット・ダンス)』(篠原