novelに関するakippeeのブックマーク (1)

  • 少女と狭量 - 傘をひらいて、空を

    私そんな簡単にかわいいなんて言えませんよ、こわくて。今春入社の後輩はそうつぶやいてフリーズドライの中華スープにお湯を注ぎ、持参のおにぎりと並べ、両手をあわせていただきまあすと言った。私も同じポーズで唱和した。今日のランチは原価約200円ですと後輩は自慢した。彼女の趣味節約だ。なにかほしいものがあるんですかと質問してみたら、別にないですという答えが返ってきた。お金が浮くこと自体がたのしいんです、暗いやつですよね。 かわいいって言うのこわいってどういうこと。私は訊く。同じ職場の別の人がなにかというと「かわいい」と言うので、動物はともかく植物までかわいいというのはちょっと変わっている、という話を、もともとはしていたのだった。 彼女は小さいスプーンでスープをくるくるかきまわし、だっていろいろばれちゃいますよとこたえた。私がかわいいと思うものって私がどういう感覚を持った人間かをすごく鮮やかに示すじ

    少女と狭量 - 傘をひらいて、空を
    akippee
    akippee 2010/07/19
    萌えてまうやろー
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