はじめに Force.comではプログラム上からデータベースにアクセスするためのSOQL(Salesforce Object Query Language)という独自のクエリ言語が用意されています。独自言語とは言ってもSQLとほぼ同じ構文なので、今までにSQLを学んだ経験がある人であれば、それほど難しくなく理解できるでしょう。 SOQLのもっとも多い使い方は、Force.comのデータベースであるオブジェクトから、条件を指定してレコードを取得することです。 例えばApex上で、取引先の評価が"見込みあり"になっているレコードを取得するには以下のように書きます。 SOQLではSQLと同じく、集計関数やGROUP BYを使うことも出来ますが、他にも日付の条件として「Force.com組織上で設定した会計年度で取得する」というような、エンタープライズ向けシステムならではの便利な特別値も用意されて
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