本日(2010.2.22)の朝日新聞の朝刊中面の「GLOBE」に映画「ノルウェイの森」の監督を務めるトラン・アン・ユンさんのインタビューがのっていました。 撮影監督は台湾のリー・ピンビン、音楽はレディオヘッドのジョニー・グリーンウッドだそうです。(「海辺のカフカ」で、カフカ君がアルバム「A」をヘビーリピートしていたこと思い出します) 監督のインタビューの抜粋。 「舞台は40年前の日本だが、当時の曲でもあまり有名でないものを多く使いたい。だれもがわかる曲だとある意味、美化されたノスタルジーになってしまうが、傷口がまだ開いたままであることを表現したい。」 直子の物語は「おじさんたちの世代が若かったときの思い出話」ではなく、今現在に生きる誰の感情にも訴えうる、病と、死の物語。 私はトラン・アン・ユン監督の映画は「青いパパイヤの香り」しか見たことはないのですが、映像がとても美しかったことが強く印象