雑誌『MASSAGE*1』で掲載されている ECDの連載『窓ガラスを割ってやれ』「第五回:音楽の墓場」で、 ネットで(コピーガード付きで)有料配信される音源の特徴として、 音源ファイルが「転売」されたり「中古流通」することが (今の時点では)まずありえないこと、それ故に場合によっては 音源が「消滅」する危険性があることを指摘しています。 CDやレコードは、他のどんなものより中古品の買い取り価格が高い。 (中略) 有料無料に関わらず、ダウンロードされた楽曲には 個人のファイルから先に行くところがあるのだろうか。 (中略) 発売当時は全く評価されなかったような音楽が 年月を経て再評価されるような機会に恵まれる。 中古盤として流通していればこその幸運だ。 個人のファイルに第三者がアクセスすることは出来ない。 ファイルに埋もれた音楽は再評価の機会から遠ざかる。 その機会は永遠に奪われるといっても言