ことによると100万部突破か、と言われている、岡田斗司夫のダイエット本である。いぜんから読んでみたいとおもっていたのですが、じっさいとてもおもしろかったです。もちろん、痩身という目的で読むことを前提に作られているのですが、なによりも岡田が提唱する「レコーディング」という概念が、かんたんで誰にでもできる上にインパクトがつよく、ダイエット以外のいろいろなジャンルに応用がきくので、レコーディングおもしろいな、やってみようかな、という気にさせる。売れている要因のひとつには、レコーディングという発想、着眼点のよさがあるとおもう。ダイエット本としてだけではなく、ものごとを記録すること、レコーディングについて書かれた本として読んでもたのしいとおもいます。 もちろん、117kgあった体重が67kgになる、という経験のすごさもある。50kgやせるって尋常じゃないですからねー。自分のからだの43%がどこかへい