愛媛大学医学部附属病院では、問診票の記入をiPadに変え、紙の問診票では平均13分ほどかかっていた入力時間が、iPadでは6分に短縮された。また、問診データはすぐに院内の電子カルテシステムに反映され、順番待ちしていた患者が診察室に入ると、医師の机上のディスプレイにはすでに問診票が表示されているという環境が実現されている。 愛媛大学医学部附属病院(愛媛県東温市)の整形外科 脊椎センターでは、来院した患者にiPadを渡し、症状を聞く「問診票」として利用している。これにより、診察待ち時間の有効利用と短縮化が見込まれ、タッチパネルによる簡単な入力方法と相まって、2011年2月の導入以来、多くの利用者に受け入れられている。 愛媛大学医学部付属病院(愛媛県東温市) 診療において「いつごろから」「どういう症状があり」「よくなっているか、悪くなっているか」などを聞く問診は、非常に重要かつ必要不可欠なもので