映画『おおかみこどもの雨と雪』の映画監督は細田守さん。『サマーウォーズ』などの大ヒット作を手がけ、その注目度はどんどん上がっていっています。 その作品の中には故郷である富山県の描写が少し入っていることもありますが、この『おおかみこどもの雨と雪』に関しては、富山県が主な舞台として描かれています。 その中でも特にこの写真の「花の家」は、映画を観たことがある方なら、そのままの姿なので驚かれるはず。 この家があるのは富山県東部の上市(かみいち)町。旅好きの人であっても、おそらくその地名を知らない人がほとんどでしょう。実際映画が作られるまでは観光客はほとんどいない小さな町でした。 ところが『おおかみこどもの雨と雪』で舞台モデルとなってからは、「花の家」(花というのは主人公の名前です)と呼ばれるようになり、多くの映画ファンが訪れる聖地となっています。