「割れた窓ガラス理論」ということを聞いたことがあります。 ニューヨーク前市長のジュリアーニさんが言ったとか… これも聞きかじりなので(あるいは何かの雑誌で読んだか…) 当てにはなりませんが、確かジュリアーニさんが言った話と思います。 ジュリアーニさん就任当時のニューヨークといえば、世界一危険な 犯罪都市のイメージであり、現にそうだった。 ところが、ジュリアーニ市長が就任して以降、ニューヨークは劇的に 健全な都市に生まれ変わった。 とりわけ犯罪の発生については激減したとか… もちろん、ジュリアーニ市長の敷いた政策だけで犯罪が減ったというのは、 うそでしょう。 ジュリアーニさんが市長を勤めた90年代というのは、 アメリカ全体の景気が上向き、また、ITの進化を代表格として アメリカが経済的に自信を取り戻した時期です。 そういう経済的な背景があって、雇用が全体に安定して、 悪いことをする人が減った