茨城県警つくば中央署は、マンション自室の床に穴を開けて階下の部屋に侵入、住人の女性(39)にわいせつ行為をしようとしてけがを負わせたとして、住居侵入と強制わいせつ致傷容疑で、会社員の佐藤忠人容疑者(51)=同県つくば市=を逮捕した。 同署によると、佐藤容疑者は女性が経営する飲食店に通う十年来の常連客で「恋愛感情を持っていた」と話している。10月中旬、女性が住むマンション1階のすぐ上の部屋に引っ越し、約10日間かけて、のこぎりなどの工具で床に縦40センチ、横60センチの穴を開けたという。 逮捕容疑は27日午前0時半ごろ、女性宅の浴室天井のふたを開けて侵入。女性にスタンガンを押しつけて押し倒し、わいせつな行為をしようとしてすり傷などのけがを負わせたとしている。同署は住居侵入と強姦致傷の疑いで送検した。 女性が抵抗すると玄関から逃走。通報で駆け付けた捜査員が現場近くのコンビニにいた佐藤容疑者を発