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組版に関するakzのブックマーク (3)

  • 日本語組版処理の要件(日本語版)

    1.1 この文書の目的 すべての文化集団は,独自の言語,文字,書記システムを持つ.それゆえ,個々の書記システムをサイバースペースに移転することは,文化的資産の継承という意味で,情報通信技術にとって非常に重要な責務といえよう. この責務を実現するための基礎的な作業として,この文書では,日語という書記システムにおける組版上の問題点をまとめた.具体的な解決策を提示することではなく,要望事項の説明をすることにした.それは,実装レベルの問題を考える前提条件をまず明確にすることが重要であると考えたからである. 1.2 この文書の作成方法 この文書の作成は,W3C Japanese Layout Task Forceが行った.このタスクフォースは,次のようなメンバーで構成され,ユーザーコミュニティーからの要望と専門家による解決策を調和させるために様々な議論を行ってきた. 日語組版の専門家(“JIS

  • I Love Typesetting

    事後報告となりましたが、2020年1月19日に、TypeTalks 第50回 「TypeTalks 第50回開催記念  デザイナー、組版者、編集者による和文組版ディスカッション」が青山ブックセンターにて開催され、スピーカーの一人として参加させていただきました。 Webサイトはこちらです→http://www.aoyamabc.jp/culture/typetalks50/ 私からは、「組版の流れが乱れる原因」をベタ組みで3つ、ツメ組みで2つ、共通で1つ、合計7つの原因に絞り込んで、InDesignでどのように回避するべきか、というお話しをさせていただきました。 TypeTalks、第100回の頃には、日、そして世界の組版事情がどうなっているか、とても楽しみですね。 ご来場くださったみなさん、ご質問くださったみなさん、当にありがとうございました。

  • 不安な文字組 - 記憶の彼方へ

    オリジナルのカバー、表題部分 鈴木清の最初の写真集『流れの歌』のカバーに印刷された表題をはじめて見たときの驚きについて、やや空想めいたことを語りたい。その驚きは何に由来したのか。それは一見素朴に見えて実は極めて大胆な文字の組み方だった。特にセンチュリー・オールドスタイル・イタリックの小文字で二文字分のスペースを空け緩く組まれた英題「soul and soul by kiyoshi suzuki」からは、まるで6つの単語が今にも四散してしまいそうな、流れ去ってしまいそうな不安な印象を強く受けた。 ダミーのカバー、表題部分、書体指定が見える モダン・ローマン体のひとつであるスコッチ・ローマン系に属するセンチュリー・オールドスタイルは日の出版物では最もよく使われてきたありふれた欧文書体のひとつである。鈴木清はなぜセンチュリー・オールドスタイルを選んだのか? そして、なぜ題名と作者名を一体化する

    不安な文字組 - 記憶の彼方へ
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