1995年に引退した車両 4両の買い取りを交渉中 東京の地下鉄丸ノ内線を引退後、アルゼンチンの地下鉄で活躍していた「営団500形電車」が再び日本に戻ってくるかもしれません。東京メトロが車両4両について、買い取る方向でブエノスアイレス地下鉄と交渉していることが1日、同社への取材でわかりました。 1995年に引退した車両 「営団500形電車」は、1954年の丸ノ内線開業から3年後にデビュー。300形、400形と同じく真っ赤な車体に銀の波線があしらわれた白帯の電車で、機能もデザインも21世紀にも通用するようにと、当時の最高の技術を投入した車両でした。赤い色は当時の英国製たばこ缶の色から、側面の銀色の波模様はロンドンの遊覧バスのデザインからとったといいます。