新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」について、河野デジタル大臣は、9月13日、感染者の全数把握が見直されることに伴い、機能を停止にする方針を明らかにしました。2020年6月から国が運用を始め、これまでにおよそ13億円の費用を投じた「COCOA」。河野デジタル大臣は、失敗点を含めて厳しく検証する考えを示しました。 2年余りにわたって運用された「COCOA」についてまとめました。 河野デジタル担当大臣は、9月13日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」の機能を停止にする方針であることを明らかにしました。 感染症法に基づいて医療機関に求めていたすべての感染者の届け出を高齢者などに限定する運用が、9月26日から全国一律の措置として始まることに伴い、判断したとしています。 「COCOA」の機能を停止する日程などについては、今後、発表するとしています。