米国でのディーゼル車の販売の為に意図的に排ガス規制を逃れるべく米環境保護局(EPA)を欺いたフォルクスワーゲン社の不正の波紋は日本でも大きく報じられているが、当然のことながらフォルクスワーゲンの本拠地であるドイツを始めとするヨーロッパでは大激震となっている。 もちろん、筆者の住むスペインでも毎日取り上げられている。 スペイン紙『EL MUNDO』は、9月30日付の記事で同紙のドイツ駐在員が、同社の本社があるフォルスブルグ市について〈恐れが街中を襲い「1週間、1台も販売されていない」という会話が不安の現われだ〉と報じている。しかも、〈9月に発表されたこの1年間の景気指標によると、デフレの徴候が現れたということで、同月の物価は0.2%下がった〉そうだ。。 同市の中心街にある電器屋の従業員は〈「市民は恐れている。みんな直接的または間接的にフォルクスワーゲンと関係しており、事体が明白になり、解雇が
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