新石垣空港整備事業用地地主会の花城長助会長ら4人が3日午前、県八重山支庁を訪れ、大浜高伸支庁長に、先に要請した土地価格への回答に遺憾の意を示すとともに、(1)代替地のあっせん(2)残地等の適正な対策について具体的な回答がないことに抗議し、再度、文書での回答を求めた。また、案内を受けている今月20日の起工式への参加について「見切り発車だ」としてボイコットする考えを伝えた。 大浜支庁長は、土地価格について「土地の評価額や周辺の土地価格を基準にお願いしている」と述べ、改めて理解を求めた。 起工式については「57%の用地取得が出来たことで行うことになった。ぜひ、地主会の皆さんも出席して頂き、郡民の期待、八重山の将来を考え、バックアップして頂きたい」と述べた。 地主会の花城会長は、残地の農振除外の要請に対し、何の説明もないことを指摘。「農振除外の可能性はあるのか」と、説明を求めた。 要請に同席した市