研究期間2006年度~2007年度 研究分野素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理 審査区分国内 研究種目特別研究員奨励費 研究機関総合研究大学院大学 配分額総額:1900千円2007年度:900千円 (直接経費:900千円)2006年度:1000千円 (直接経費:1000千円) 原子核バートン分布関数の最適化研究を行った。原子核構造関数F_2とDrell-Yan断面積比のデータを使用し、LoとNLOの解析と行うことにより最適な分布関数とを決定し、それぞれの分布関数の不定性を示した。この解析で、各々の分布関数に対して以下の結果を得た。 ・価クォークの原子核補正は、大きいXで構造関数はほぼ価クォーク分布で表せるため、大きいX領域のF_2のデータより精度良く決定できた。さらに、小さいXにおいても価クォーク分布は精度良く決定できていることがわかった。 ・反クォークの原子核補正は、逆に、小さいXで構造関