酸性雨用語集 ■アルカリ度 水のpHが変化する前に、いくらかの酸を緩衝することができる能力度を示す。これがゼロになると、酸の増加は直接pHの変化につながる。日本の湖沼は、平均的には欧米の湖沼よりアルカリ度が高いと言われている。 ■酸性雨つらら 通常の雨は大気中の二酸化炭素により弱酸性(pH5.6程度)を示し,非常に長い年月をかけて鍾乳洞などが作られる場合があるが、最近では酸性雨によって、そのような現象が人工の建物でもみられ、酸性雨つららと呼ばれている。これは、溶けたカルシウムが割れ目を伝って落下するときに少しずつ析出し、中が空洞なつららができるためである。コンクリートには、硫酸イオンの成分が含まれているので、酸性雨つららの特徴は、硝酸塩が見られることとなっている。 ■pH(ピーエッチまたはペーハー) pHは酸性雨には必ず顔を出す指標であるが、0-14まであり,真中の7が中性、これよりpHが