イラクのバグダッド(Baghdad)で記者会見し、7日投票の連邦議会選の最終結果を発表するファラジ・ハイダリ(Faraj al-Haidari)選挙管理委員長(中)、アド・メルケルト(Ad Melkert)国連事務総長特別代表(右から3人目)ら(2010年3月26日撮影)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE 【3月27日 AFP】イラクの選挙管理委員会は26日(日本時間27日未明)、7日に投票が行われたイラク連邦議会選(定数325)の最終結果を発表した。 アヤド・アラウィ(Iyad Malawi)元暫定政府首相派の世俗派閥政党連合「イラキーヤ(Iraqiya)」が91議席を獲得して第1党になったが、過半数には達しなかった。 ヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相率いる「法治国家連合(State of Law Alliance)」がイラキーヤよりわずか2議席少ない89議
イラク・バグダッド(Baghdad)のグリーンゾーンに設けられた投票所で連邦議会選挙の投票を済ませた、世俗派政党連合「イラキーヤ(Iraqiya)」を率いるアヤド・アラウィ(Iyad Allawi)元暫定政府首相(2010年3月7日撮影)。(c)AFP/ALI ABBAS 【3月28日 AFP】26日に開票結果が発表されたイラク連邦議会選で91議席を獲得し第1党になった、アヤド・アラウィ(Iyad Allawi)元暫定政府首相派は27日、連立協議を開始した。 アラウィ元首相は27日記者会見し、「イラク国民のために決断ができ、イラクに平和と安定をもたらす強力な政府が必要だ」と述べ、例外をもうけずにあらゆる政治勢力と協議する方針を示した。また、選挙で第3党になったシーア派の政党連合「イラク国民同盟(Iraqi National Alliance)」とクルド人地域の2大政党の統一会派で、第4党に
バグダッドの開票所で14日、イラク総選挙の開票作業を進める選管職員たち=AP 【カイロ=田井中雅人】7日投票のイラク国民議会選挙(総選挙)で、同国選挙管理委員会は14日までに全18州の暫定開票結果を発表した。マリキ首相派と世俗派が激しく第1党の座を争っている。 各州の開票率は10〜67%。マリキ氏が率いる会派「法治国家連合」が、首都を含むバグダッド州や南部の油田地帯バスラ州など全18州中7州でリードし、第1党をうかがう勢い。世俗派のアラウィ元首相の「イラク国民運動」も、イスラム教スンニ派地域の西部アンバル州や民族が混在する北部の油田地帯キルクーク州など5州で首位に立ち、これを追っている。 シーア派主導の「イラク国民同盟」は南部の3州で、クルド2大政党が組む「クルド同盟」は北部クルド地域の3州で、それぞれ首位に立っている。
【カイロ=村上大介】7日に投票されたイラク国民会議選挙(定数325)の開票作業を進めている同国選挙管理委員会は11日夜、投票後初の中間開票結果を発表した。中間結果は全18県のうち5県で、マリキ首相が率いる宗派横断的な「法治国家連合」と、アラウィ元首相の世俗派連合「イラキーヤ」がぞれぞれ2県で首位に立つ接戦となっている。 法治国家連合は、ナジャフ、バビル両県で約12万4700票を獲得。今回、マリキ首相と袂を分かったイスラム教シーア派宗教政党を軸とした「イラク国民同盟」が約10万3600票で続いている。一方、イラキーヤは、スンニ派が多いサラハディン県とディヤラ県でリードしている。 北部のクルド人自治区のアルビル県では、タラバニ大統領らクルド2大政党が組む「クルド同盟」が首位に立っている。 5県での開票率は依然、17〜30%程度。勝敗に大きな影響を与える大票田のバグダッド県などの大勢判明には、さ
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