ゴールデンウィーク3連戦はノーゴールに終わり、上昇気配が見えてこないガンバ。 点が取れない、失点を防げない、勝てない。負の連鎖に、ガンバ大阪が喘(あえ)いでいる。 セホーン監督が解任されて松波正信監督に代わった直後は、Jリーグで連勝するなど、回復の兆しを見せていた。ところが、第8節の鹿島アントラーズ戦で0-5と大敗を喫すると、続くAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では浦項スティーラーズに0-2、第10節の大宮アルディージャ戦は0-1と、ゴールデンウィーク3連戦は無得点で3連敗。さらに第11節のベガルタ仙台戦も、先制しながら追い付かれて1-1のドローと、ここ4試合で1点しか取れず、順位も17位に低迷したまま。選手たちは、焦りと危機感を隠せないでいる。 サッカー自体は、決して悪くはない。「ボールは前に運べるようになったし、回せるようになった」と今野泰幸が言うとおり、ガンバ本来のスタイルを取り