米コカ・コーラの経営陣は過去1世紀の間、「欲しいときに手の届く」場所にコーラがあるという状況や、コーラがキッチンの蛇口から出てくるといった状況を実現するため、あらゆる手を尽くしてきた。 同社がキッチンのカウンターに置くコーラサーバーを開発するためコーヒーメーカー「キューリグ」の製造元との提携を計画していることは、それにかなり近づいている。 コカ・コーラが提携した米コーヒーメーカー大手グリーン・マウンテン・コーヒー・ロースターズは、この新たなマシンは自宅で炭酸水が作れる「ソーダストリーム」とはまったく違うものになるだろうと指摘する。それはグリーン・マウンテンの箱型のコーヒーメーカーと似たデザインで、キューリグの名前がつけられるという。 グリーン・マウンテンのブライアン・ケリーCEOは、コカ・コーラが同社の株式10%を12億5000万ドル(約1270億円)で取得すると発表した日から一夜