防衛省は7日、ソマリア沖やアデン湾での海賊対処を支援するためアフリカ東部ジブチに設けられた自衛隊の活動拠点で、20~40代の自衛隊員計21人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。この拠点で活動する約180人のうち約130人が3月末、スポーツ交流会に参加し、飲酒を伴う親睦会もしていたことが8日に判明。防衛省は「感染者が参加していた可能性は否定できない」とし、参加者の特定と感染対策が徹底されていたかを調べている。 さらに、感染者2人が3月下旬に公務で外出した際、事前に部隊に届け出ず、拠点外で飲食をしていたことも判明した。