お金を借りたい人と貸したい人を結びつける融資仲介サービスの「ソーシャルレンディング」(P2P融資)に熱い視線が注がれている。P2Pはインターネットを使って、個人に資金などを用立てる短期・少額の融資。日本で唯一P2P融資を手がけるmaneo(マネオ)の利用が増え、新たな市場として外資系金融機関などが注目し、具体的な参入準備を進めているようだ。 融資残高7500万円「まあまあの滑り出し」 2008年10月に開業したmaneo(マネオ)は、インターネット上のソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)を介して、借り手(ボロワー)と貸し手(レンダー)の情報をマッチングさせて、お金を融通する。 P2P融資の基本は「相互扶助」の精神で、ひと昔前の頼母子講や無尽のイメージ。最近は「マイクロファイナンス」ともいわれ、結婚や出産、友人からクルマを買う、ローンの借り換えといった、個人の生活費に近い資金を用立て
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