もし今ビル・ゲイツ氏が米Microsoftの採用課に現れたとして、彼は仕事を得られるだろうか? 私はそうは思わない。なにしろ、ゲイツ氏は大学を3年で退学しており、技術学位も持っておらず、おそらく、ほかの従業員とうまく協調してやっていけるかを判断するためのテストにも落第するだろう。 もちろん、ゲイツ氏がMicrosoftの採用課に現れることなどないだろう。というよりも、同氏は2年後に同社のフルタイムのチーフソフトウェアアーキテクトの職から退く方針だ。ゲイツ氏はMicrosoftの経営の一線を退き、世界の貧困対策という、より広大で崇高な慈善事業に取り組む計画だ。わたしはこの新たな取り組みでもゲイツ氏が成功するよう祈っている。ただし、ゲイツ氏を世界一の富豪たらしめるのに役立った特性の多くは、まさにMicrosoftが見つけて育まなければならない特性であるという点に留意すべきだ。「ゲイツ氏は“ビジ
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