pfcs.hatenadiary.jp ⬆のひな祭り企画のssです。今回は交流目的で作品を作るため、他のPFCS作品の名称やキャラの名前も積極的に出していくつもりです(嫌だったらごめんなさい)。 Twitterで許可(?)をとったので、早速今回からゲストが登場します! ━━ 何に使うかわからない薬品が、狭い部屋の壁一面に置かれている棚に敷き詰められていた。私が知る限りでも生化学検査薬、ホルモン治療用の薬、単なる風邪薬、幻覚作用を引き起こす麻薬など様々だ。 床の絨毯はひどくすすけており、積もった塵によって元の色がわからなくなっていた。 私は狭い椅子に大きな体を無理矢理押し込み、業務台を挟んで向こう側にいる人物を見つめていた。 彼は舐めたくなるような白く美しい肌に、並の宝石よりもよっぽど美しい紫の瞳を持ち、黒い外套を羽織っていた。 「ドクターレウカド、商売の方はどうだ?」 「最近妙な客が多い。