ここのところ、中国関係の本を意識的に読んでいます。 4月に中国、北京と上海を訪問するからです。前にも一週間くらい北京に行って万里の長城などはみましたが、今回は分野の近い研究者のお招きなので、したしく中国の研究者のかたたちと話をする機会がありますので、いまから楽しみにしています。 中国の人たちが、どんな話題に関心があるのか分からないので、自分としてはそれなりに根本的な問題というか課題にかかわるような本を書架から探して、ところどころ拾い読みしています。やはり山本七平氏のものが示唆に富んでいます。 坂本の盆梅展を日曜に見ました。 やはり300年の樹齢という梅はそこにあるだけで迫力があります。一人が50年間面倒をみても、6人の人たちがこの一本の梅を伝えてきたことになります。一抱え程度の梅の古木がこの程度の小さな鉢の中の土で300年の時間を生きていたと思うと、それ自体で感心してしまいます。木は真ん中