米国でビッグスリー級の在庫!“最後”に残ったホンダの憂鬱 ダイヤモンド・オンライン3月18日(水) 8時30分配信 / 経済 - 経済総合 「傷が浅いと思ったホンダでさえもこのありさま。来期を考えると恐ろしい」と、ある自動車部品メーカー首脳はため息を漏らす。 このありさまとは何か。言うまでもない。2月販売実績で41%減という、いまだに底が見えない米国市場だ。ホンダの2月の米国販売も、ゼネラル・モーターズ(GM)の前年同月比53%減はもとより、トヨタ自動車の同39.8%減に比べても軽微だが、同38%減とほぼ市場と同規模で4割近く減少(いずれも米オートデータによる)。特に、冒頭の部品メーカー首脳が驚きをもって指摘するのが、主力車種の一つ「シビック」の在庫日数だ。 周知のとおり、米国でシビックといえば、売れ筋車種の代表格。それなのに、2月1日時点のシビックの在庫日数はなんと152日。適正水準