2007.08.16 もう憲法の話はしたくはないけれど。 (3) カテゴリ:ヒラカワの日常 毎度のことだが、終戦記念日をはさんで、 憲法論議が盛んである。 もう憲法の話はしたくはないけれど、 議論を整理するために一言付け加えておきたい。 改憲の本丸は、9条である。 国家の最高法規に関わる話である。 国家という共同体の掟を再定義しようというのであれば、 議論の仕方からはじまって、 様々な論件が整理されてしかるべきところだろうが、 9条だけが突出した議論の的になっているところが すでに、この問題を歪んだものにしている。 改憲派の論拠は 国家としての主体性の確立すること、 自衛隊が防衛軍として法的根拠を与えられ、海外に展開できるようにすること、 先進国の一員として、紛争解決に向けての戦力負担において 応分の責任を果たせるようにすること、 概ねこの三つだろう。 これらを検討してみる。 果たして日本
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