すべての開発作業はクライアント側で行い、サーバ側はVSSデータベースを管理するだけにする。クライアント側の開発者は、ローカルのVS.NETのIDEでコーディングから単体テストまでを行い、完成したソース・コードをサーバ上のVSSデータベースに追加(チェックイン)する。 VS.NETによるソース管理の実践に入る前に、このVSSサーバ/VSSクライアントの環境を構築する必要がある。まずはサーバ側にVSSサーバをインストールしよう。 ■VSSサーバのインストール VSSサーバのインストールはそれほど難しくないので詳細は割愛する。本稿ではインストール先フォルダを「C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\VSS」(デフォルト値)に指定してインストールを行った。インストールで注意すべき点は次の2つだ。 1つ目は「セットアップの種類」を選択するところで、本稿のよう