開発が進む東京都江東区・豊洲。春の柔らかな日差しの中、東京湾からの潮風を受けながら、我らが熱血バイヤー! 細川茂樹はスタッフが来るのをじっと待っていた。ん? どうも様子がいつもと違う。「見た目はクールに、トークはホットに」の彼のほおが、やや紅潮気味である。 「実はどうしてもやりたいものがあるんだ!」 そう言いながら1冊のカタログをスタッフに見せた。カタログの表紙に描かれているのは、湯気を上げている炊き立ての白いご飯。日本人の食の原点、心の故郷……ついに、“アレ”をやる日がきたのか? 「いつか話そうと思っていたんだけど、今回は俺にとって家電の中の家電、“電気炊飯器”でいきたいんだ。『これ』を買ったことで、あんまり外に出かけなくなっちゃったんだよ。いわゆる“巣ごもり生活”の始まり。『これ』で炊くとさあ、外のご飯よりおいしくって……。それに日本人は、やはり米でしょ? だから、炊飯器は特別な家電だ
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