レッドハットは2010年10月14日、同社のクラウド戦略に関する説明会を開催し、Javaアプリケーションサーバー「JBoss」などをサービスとして利用できる「Red Hat PaaS」を構築するソフトのベータ版を、2010年12月までに出荷することなどを明らかにした。クラウドサービス事業者などと連携し、2011年にRed Hat PaaSを一般企業が利用できるようにする。 レッドハットのクラウド戦略は、クラウドサービス事業者などが、IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)やPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)を提供するためのシステム基盤を提供するというもの。既にIaaS事業者に対しては、「Red Hat Enterprise Linux」が標準搭載する仮想マシンソフト「KVM」などを提供している。 PaaSを構築できるRed Hat PaaSに関しては、KVMのほ