情報処理推進機構(IPA)は1月24日、情報セキュリティにおける脅威のうち、2023年に社会的影響が大きかったトップ10を公表し、1位は引き続き「ランサムウエアによる被害」であると発表した。 内部不正、不注意、メール詐欺 組織内の人が原因となる脅威がランクアップ 「情報セキュリティ10大脅威 2024」は、2023年に発生した情報セキュリティ事故や、攻撃の状況などから上位の脅威を選出したもの。組織内の「人」が原因となる脅威がランクを上げており、「内部不正による情報漏えい等の被害」がトップ3入り、6位の「不注意による情報漏えい等の被害」は前回から3ランク上昇した。 「情報セキュリティ10大脅威 2024」で発表された、組織向け脅威のランキングは以下の通り。 ランサムウェアによる被害 サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃 内部不正による情報漏えい等の被害 標的型攻撃による機密情報の窃取 修正前