東京都は3月27日、防災・減災、感染症対策などの商品・技術開発に取り組む都内中小企業を対象とした、新規助成事業を開始すると発表した。 近年、自然災害は激甚化し、またサイバー攻撃では高度化・巧妙化により、被害が多数報告されている。こうした事態に対応するため、都は、開発・改良などを通じて、優れた技術・製品を実用化する先進的企業の取り組みを金銭面から支援し、安全・安心な東京を実現するとともに、産業の活性化をはかる取り組みを開始する。 フェーズフリー・非接触技術・情報セキュリティ・環境リスク対策などが対象 同事業は、以下5つのテーマを対象とする。 防災・減災:地震・津波・火山・大規模火災対策、避難・救助・救急医療、フェーズフリーなど 事業リスク対策:BCP策定運用、環境リスク対策など 感染症対策:飛沫(ひまつ)感染予防、殺菌・検査装置、非接触技術など セキュリティ:情報セキュリティ、防犯対策、検知