観光庁は1月20日、宿泊業の高付加価値化のための経営ガイドラインを創設し、ガイドラインに則った経営を行う宿泊事業者の登録制度を2月1日より開始すると発表した。登録事業者を補助事業などで積極的に支援することで、宿泊業の高付加価値化に向けた経営への転換を促進する。 宿泊業の企業的経営への転換で、観光を「稼げる地域・稼げる産業」へ アフターコロナ時代の地域活性化に向け、観光地の面的な再生・高付加価値化の推進、持続可能な観光地経営の確立を目指すため、中核を担う宿泊業の企業的経営への転換や健全な事業再生の推進を促す。 ガイドラインでは、以下の4つの視点から、申請にあたって事業者が必要となる対応を取りまとめている。