明治(東京都中央区)は12月19日、多様な人財が働きやすい職場づくりの取り組みとして、自社の食品製造工場での生理用品の持ち込みや交換の悩みを解消する事例を発表した。同社では2022年12月より、ダイバーシティ&インクルージョン(以下D&I)推進の一環として、全従業員を対象に、eラーニングを活用した女性特有の健康課題に関する教育プログラムを開始している。 生理用品の持ち込み、交換 工場勤務のトイレでの悩みを解消する取り組み 同社では、工場勤務の女性従業員は生理用品を製造室外の更衣室ロッカーに保管するしかなく、交換にあたって勤務場所から保管場所近くのトイレまで距離があり大変、という悩みを持つ従業員が多いことが、従業員への聞き取り調査から判明した。