どういうわけか、ライトノベル関係の取材に行かされることが多いんだけど、それは自分がラノベのユーザーじゃないので、ある程度の距離感を保って記事を書けるせいなのか。それとも、ラノベ好きと誤解されているだけなのか。 最近、某所でラノベ作家志望者があまりに不勉強ではないか、という声を耳にした。その方は志望者と実際に面接し、彼らが高名な(というか、一般人でも十分に知っているであろう)SF作家の名前を知らないので愕然としてしまい、ひいてはラノベ文化そのものに疑問を持たれたようだ。 不勉強は不勉強でいいんじゃない?と思った俺は、絶対に教育者になれないね。ラノベって、体系だてた「教養」や「知識」から離れたところでも生産できるフットワークの軽さが武器なのであって、読者も啓蒙されたいと思って読んでるわけではないと思う。東浩紀さんの近著を読めばよーく分かるけど、従来の小説を「軽く」「薄く」「甘く」したのがラノベ
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