東芝と池上通信が共同開発で、フラッシュメモリを使って番組制作システムを簡素化する新しいシステムを開発するという。つまり撮影から編集までを通してデジタルで制作する新システムだ。一般の人にはどうでもいいニュースだろうが、我々の業界ではけっこうエポックメイキングなニュースである。 <以下引用>東芝は,池上通信機とフラッシュ・メモリを記録媒体とした業務用放送機器を共同開発することで合意したと発表した。放送局や番組制作会社向けに,フラッシュ・メモリを記録媒体としたビデオ・カメラやレコーダーといった映像制作および編集機器を開発する。<引用終わり> 10年前からアナログのテープを使った面倒な作業がどうにかならないのかと思っていた私からすると、ようやく番組制作過程の本格的なデジタル化がはじまったことに感慨もひとしおだ。これはyoutubeのように受け手側にとっての放送と通信の融合ではなく、番組をつくる送