進化生物学者のロビン・ダンバーは、ことばの起源がサルの毛づくろいにあると主張する。 通常チンパンジーは50匹程度の群れで行動するが、50匹という数は毛づくろいでコミュニケーションがとれる上限数と一致する。チンパンジーは比較的安全なジャングルで暮らしていたが、人類の祖先は危険なサバンナに出ていったため群れの数を増やす必要があった。群れの数を増やすと毛づくろいによる肉体的な接触が困難になる。そこで必然的に言葉によるコミュニケーションが生まれた。 ダンバーは群れの数と大脳皮質の大きさに相関関係があることを突き止めた。脳における新皮質の割合から、安定した関係を維持できる個体数の上限を算出すると、チンパンジーが50匹、人間が150人になった。150という数字は平均であり、実際には100〜230の幅があるが、これが軍隊や企業で統率が取れる上限数と一致していたため、大きな反響を呼んだ。 私は4年前にTw
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