日本経済新聞の電子版。「ビジネス」に関する最新のニュースをお届けします。
![国内初「ウィンドウズフォン」の使い勝手は 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ「ウィンドウズフォンIS12T」(通信会社はKDDI) :日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f447a27c3a8b4339bc00c1480fd4e13a5eb6bcde/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2F.resources%2Fstatic%2Fbranding%2Fnikkei%2Fogp.rev-d54ea3.png)
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「iPhone4S発売から2週間、他社のスマートフォン(スマホ)はいっさい発注してない。特に国内メーカーの端末は惨憺(さんたん)たる状態ですよ」(販売代理店幹部) 米アップルのiPhone新製品発売から約1カ月。ソフトバンクのみから販売されてきた同端末が、ついに全国のKDDIの販売店にも供給され始めた。その余波で、日本の端末メーカーはいよいよ窮地に立たされている。 国内メーカーの一角、NECカシオモバイルコミュニケーションズは、2011年度の携帯電話の出荷を740万台から650万台に下方修正した。採算ラインは600万台で、赤字転落ギリギリのラインだ。「iPhoneの影響は否定できない。年間4000万台弱の限られた国内の需要を、iPhoneと取り合っている状況だ」と、NECの遠藤信博社長は苦戦の要因を語る。 iPhoneゼロ円で国内メーカーは劣勢に 一時は年間5000万台まで拡大した国
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