これまで、ケータイ絵文字は「外字」であり、一般の文字とは明確に区別されていた。しかし今後は、ケータイ絵文字がUnicodeの(私用領域ではない)符号位置を用いて表現されるようになってくるだろう。LionのAppleカラー絵文字は、その先駆けである。たとえばU+2665「♥」は、JIS X 0213にも含まれるポピュラーな文字だが、これをAppleカラー絵文字で表示すると、トランプの絵になる(下図)。今までの常識とは異なる世界だ。というわけで、Appleカラー絵文字とUnicodeの関係を把握するためのリストを作成した。以下、リンク先のPDFはUnicodeのチャート。その下の図は、Appleカラー絵文字のマッピングを示す。 C0 Controls and Basic Latin(http://www.unicode.org/charts/PDF/U0000.pdf) C1 Controls
リガチャは、例えば上の例のように“f”と“i”や“f”と“l”がぶつかってしまうのを防いで読みやすくするための仕組みです。他にも“T”と“h”のような組み合わせもありますが、ぶつかるかどうかはフォントのデザイン次第です。リガチャは活字の時代からありました。当時は人が活字を組みながら特定の組み合わせのときは合字と入れ替えていたのでしょう。コンピュータはこれを自動化してくれますが、自由な組み合わせで効率よく自動化できるようになったのはApple Advanced Typography (AAT)やOpenType フォントのおかげなのです。この仕組みをさらに応用して筆記体のScript フォントもきれいにつながるようになります。 極めつけはMac OS X に標準で入っているZapfino® というフォント(AATフォント)。“Zapfino”と入力するとZapfino のロゴに変身します。こ
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