ミネラルというと、カルシウムや鉄分が良く知られていますが、これ以外にも身体には約13種類のミネラルが必要です、マグネシウムや亜鉛、セレンなどです。これらのミネラルは身体の中で作る事が出来ないため、普段の食事から補給しなくてはなりません。このため必須ミネラルと呼ばれています。ミネラルは、私たちの食生活が肉や乳製品が多い欧米型の食事になり現代では不足しがちな栄養素となっています。 マグネシウムは、元素記号で『Mg』と表記されるミネラルで、糖質の代謝を行う事や、偏頭痛に有効な事で有名です。筋肉の動きを調整したり、神経の興奮を鎮めたり、骨の形成を助ける働きがあります。 また、動脈硬化を予防・治療するという点から見た場合最も重要なミネラルといえるでしょう。 ミネラル類は互いに協力しあったり、逆に拮抗して働くことで身体機能の維持や調整をします。カルシウムとマグネシウムは互いに作用しあって、神経や筋肉に