スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで行われているF1のオフシーズンテストが終了しました。 今シーズンのF1開幕が間近に迫っているにもかかわらず、ホンダのパワーユニット(PU)は壊れまくっており、まともに走れる状態ではありません。 第2期(1983〜1992年)には無敵を誇ったホンダパワーでしたが、第3期(2000〜2008年)にはわずか1勝、そして今期はリタイアの常連と、まったく歯が立たなくなってしまいました。 なぜこんなことになってしまったのか、今回はホンダF1の問題点を検証します。 ホンダのF1活動が上手くいかない理由 戦略的優位性の欠如 参入の遅れ 3期も4期も、新レギュレーションが施行された後に遅れて参入しています。 3期のときはエンジンの開発制限に苦しめられ、結局最初の遅れを取り戻すことができぬまま撤退に追い込まれています。 4期においても、2016年までトークンによる
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