サムスンにとって、かなりひどい2カ月だった。主力の「Galaxy Note7」が、発売から8週間も経たないうちに生産終了となったのだ。しかし、敗者がいるところには勝者もいる。 調査会社のApteligentが発表したデータによると、Note7の自主交換以降、販売が特に伸びたスマートフォン2機種はGoogleの「Nexus 6P」とLGの「LG G5」で、1日あたりの普及増加率はそれぞれ8.5倍と2.1倍になったという。 しかし、サムスン自身もそれほど不調というわけではなく、「Galaxy S7」と「Galaxy S7 edge」の普及増加率は約2倍になっている。これは、消費者が依然としてサムスンブランドに信頼を寄せている証だ。 同様に、「HTC 10」の普及増加率も2倍になっている。
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