UMLは2000年くらいからあったと思うが、何となくデファクトにはなっていない気がする。オフショアの開発などでは利用されているかも知れないが、ユーザとの会話の糸口で利用されているのを見た覚えはない。 軽快に動作するモデリングツール その理由の一つとして、ツールが重厚すぎるのが挙げられるのではないだろうか。スケルトンコードを出力しようとするためにツール全体の制約が多くなり、動作も重たくなっていく。あくまでもドキュメント補助ツール的に使うなら軽快に動作するUMLetを試そう。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはUMLet、Java製のUMLモデリングツールだ。 UMLetはWindowsやMac OSX、Linuxで動作するソフトウェアで、3ペインの画面構成になっている。左にモデリングする画面、右上にモデルオブジェクト、右下にプロパティが表示される。面白いのはモデルがただツール上に並ぶ