宮内庁東宮職は11日、学校生活への不安から十分に登校できない状況が続いている皇太子ご夫妻の長女、愛子さま(8)について、野村一成・東宮大夫が天皇、皇后両陛下に一連の事情を報告したと発表した。 その際、両陛下からは、ご夫妻と愛子さまへの気遣いとともに、学校や関係する児童らに対しても、「いずれかが犠牲になる形で解決がはかられることのないよう、十分に配慮を払うことが必要ではないかと思う」とのお言葉があったことを明らかにした。 東宮職では、両陛下との面会内容をアフリカ訪問中の皇太子さまにも報告。両陛下の考えもふまえ、学習院側とも協力して対応を進めるとしている。