夏も終わりに近づくと、今も毎年のようにこの曲がどこかしこで流れます。 発売から30年を経て、すっかり「晩夏のスタンダードナンバー」となった感のある曲です。 井上陽水。 デビューは1969年。 もう50年以上活動を続けています。 当初「アンドレ・カンドレ」というユニークな芸名でしたが、1972年に本名の漢字(本名の読みは「あきみ」)に。 1973年9月に発売された「心もよう」が大ヒット。 それを受けて、半年前にすでにリリースされていた「夢の中へ」も注目されるようになりました。 10年以上経ってから、斉藤由貴がまったく異なるアレンジにてカバーし、こちらもリバイバルヒットしています。 ♬探し物はなんですか 見つけにくいものですか のフレーズは、今でもお馴染みかと思います。 最初に彼の存在が注目されたのは、アルバムの方でした。 同じ1973年に発表された「氷の世界」が、国内で初のミリオンセラーを記